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市民レポート


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東北紀行(2012/8/21)

夏休みは、岩手の友人宅訪問を兼ねて、東北を旅してきました。

渋滞の東北自動車道を北上していると、突然「ビービービー!」という音。
福島県の一部地域では、持参した放射線測定器が警告音を発していました。
この測定器は、チェルノブイリ原発事故の被災地であるウクライナ製。
初めから0.3マイクロシーベルト/時で警告音が鳴るよう設定されているのです。

「警告音が鳴ったら、速やかにその場を立ち去ること」という注意書きが説明書にありました。
けれどそこは、普通に人々が生活をしている街。
車の外は、きっともっと線量が高いのでしょう。
日本の規制の基準は本当に大丈夫なのかと、不安を覚えました。

岩手の内陸に住む友人宅は、東日本大震災の被害はそれほど大きくはなかったようですが、混乱した当時の様子を話してくれました。
ライフラインは途絶え、物資は手に入らず。
それでも、太陽光発電の設備がある家だったため、わずかでも電気が使えて助かったそうです。

友人宅を訪問したあとは、三陸方面へ。
宮古から陸前高田までの区間を走りましたが、津波の被害を受けた町の様子に呆然としました。
震災から1年半。この年月をどう考えればいいのでしょうか。
まだ被災した建物が残っていますが、家々は土台が残っているだけ。
山の中や海際など、がれきを積み上げた山もあちこちに見られます。

何もない荒野の中の道を走っていると、カーナビが線路があったことを知らせてくれました。
今は線路も、近くにあったであろう駅も、家々も、何もありません。

単なる旅行者である自分に後ろめたさを感じましたが、そんな私たちにできることは、少しでもこの地で消費をすること。
地元の方々も、立ち上がろうと頑張っているのですから。
仮設店舗をあちこちで見かけました。

山田町の道の駅でお土産を買い、大槌町でガソリンを入れました。
このスタンドでは、がれきで作った震災復興支援のストラップを紹介され、購入させていただきました。
そして、街ひとつ消えてしまったかのような陸前高田でも、荒野に建つ売店で地元のジュースを買いました。

岩手から秋田方面へ向かう山道を走ると、途中から崩落した大きな橋が見えました。
2008年の岩手・宮城内陸地震で崩壊した祭畤大橋です。
地震の記憶を忘れないよう、災害遺構として保存されていました。

単なる旅行者である自分にできるもう一つのこと。
それは、今の東北の被災地の様子を、他の人に伝えていくこと。忘れないでいること。

このレポートをアップすることによって、少しだけど役目を果たせたかなと思っています。

by みーみ






 


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